へー、そんなややこしいことが「普通」になってるのか? 「若者」は
(via nakano)
95年に やさしさの精神病理 を読んだときは結構カルチャーショックだった。10年以上経った今思い返してみると、確かに大平の看破した方向に日本人は進んでいるように思う。こんな指摘もある。
Kousyoublogこの「やさしさ」から「自分探し」へと繋がっていく人々の傾向や思いを精神科医の立場から本質的に見抜いていてとても興味深い。(「自分探し」については「Kousyoublog | 「自分探しが止まらない」速水 健朗 著」)しかし、このやさしさの形はさらに変化しつつあるのかもしれないな、というのを先日「Kousyoublog | 「なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか? 」岸本 裕紀子 著」を読んで思った。行き過ぎたウォームな関係性としての「予防的やさしさ」から上記の「半径1m以内」世代は脱却しつつあるかもしれない。それはホット→ ウォームと来てクールな関係性。そもそも広い範囲の関係性を持たず、自己内で完結させ、孤立を選ぶ人たちが徐々に増えていくのではないだろうか。そして、そういう関係性の解体は近代社会の自然な流れかもしれないなと思う。そのサイクルの果てに関係性に関して新しい価値観が登場するのではないだろうか。どんな価値観かはまだわからないが。
この「やさしさの精神病理」で書かれた我々の世代は空気を読むことに専念し、相手も自分も傷つけない振舞いに心を砕き、そして自分探しに明け暮れて退場していくのだろうか。現状に対してそのような暗鬱な気持ちも抱かされたが、まさしく今を切り取った名著で、ここで取り上げられる様々な事例は、実に具体的で、読み返すごとに、自己に関して様々な発見があるように感じました。特にぬいぐるみ少年の話が好きです。ということでオススメの一冊。
(via raurublock)
(via gkojax)