Yahoo!は日本ブランド?
多くの日本人はYahoo!(発音から言うと”Ya-foo”)は日本のブランドだと思っています。そして多くの人が事実を知って混乱する(もしくは怒る)のです。これは、日本で不動の人気を獲得してきたYahoo!の賢いブランド戦略の結果です。日本市場で成功するためには、日本企業でなければならない–もしくは少なくとも、日本企業ぽく見えなければならないのです。
経営者やオーナーが日本人男性以外の会社は、ここ日本では信頼を獲得することが困難です。日本人男性でも少数の人しか出来ないことを、どうして外国人(や女性)が成し遂げられるだろうか。サラリーマンの世界では起業というのは、狂気の沙汰、もしくは(うまくいけば)英雄物語の世界なのです。
ケチなトリック
この日本人の精神が分かれば、どうして日本で起業した多くの外国人が名刺に「CEO」という肩書きを入れないのかが分かります。自分の会社が外国人ではなく日本人の経営だという風に思われたほうがビジネスがやりやすいからです。実際、日本人のビジネス文化は非常に複雑で、日本企業とやり取りをするために日本人のスタッフを雇わなければならないくらいです。普通の外国人は、ニホンジンと簡単に契約を結んでしまえるような勇気や、忍耐力や、文化理解を持ち合わせていません。
戦略的勝利
Yahoo!はこの戦略をうまく使い、大きな勝利を収めました。日本的経営と企業文化によって、日本最大級のオンライン企業になったわけです。日の出ずる国で、Yahoo!はGoogle、Yahoo!、MonsterとeBayを併せたような強力なパワーを手に入れたのです。
例えばeBayの幼稚な日本戦略は大失敗に終わりました。彼らが日本でのオペレーションのトップに据えたのは冷凍食品業界から来た、ハワイ生まれハワイ育ちの女性でした。えぇ、冗談ではありません。しかもeBayは未だに半年ほど出遅れたのが敗因だったなどと言っています。
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